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「事務ミスを防ぐ知恵と技術 −不祥事の未然防止と職場活性化のために―」

読者から事務局にご提供いただいた書籍をご案内します。

本書は、業種を問わず、事務に関係する方に役立つ内容となっています。医療界でもカルテ、投薬など事務作業が関連する場面はたくさんあります。

本書内に登場するキーフレーズと内容の一部をご紹介します。


  • 楽をしたい本能は「手抜き」につながる
  • 熟練度が増してきた時期は最も危険
  • 慣れには落とし穴が潜んでいる

例えば、著者によると、チェックリストの活用は有効ですが、使い方に注意しなければなりません。人間には常に楽をしてエネルギーを温存しようとする本能があり、作業結果の確認を終えるごとに検印を押捺すべきチェックリストにまとめて押捺するようになってしまうと、本来のチェック効果は期待できないからだとしています。

  • 掛け声だけで問題の全ては解決できない
  • 事務フロー図により危険箇所をあぶり出す
  • 事務ミス情報が共有されないのは社会的な損失

事務の一連の流れを文字で箇条書きに書き出すだけでなくフロー図に表すと処理のつながりが明らかになる、「使えないマニュアル」を本当に実務に使えるものとするためにもフロー図を作ることが重要、フロー図を活用して一日の仕事の流れの「危険箇所」をあぶり出しあらかじめ対策を講じておくことが大切、などということも強調されています。


新年度です。新人の方はもちろんベテランの方も、初心忘れるべからずの気持ちで、この本の中から、現場で活用してみようと思うものをみつけてみてはいかがでしょうか。

医者は現場でどう考えるか

事務ミスを防ぐ知恵と技術
−不祥事の未然防止と職場活性化のために―

宮崎 敬 著

定価:
本体1,600円(税別)
サイズ:
四六判・200頁
2011年8月
第3版
ISBN:
978-4-7650-1044-3

目次

第1章 事務ミスをなくすために考えよう

  • 金融機関の事務に求められることは増えている
  • 現場の悩み1 単純ミスほど防止は難しい
  • 現場の悩み2 人が足りない、残業は続く…
  • 現場の悩み3 派遣社員、アルバイトなど多様化する戦力
  • 現場の悩み4 システム化はいつでも後追い
  • 事務の現場を見てみよう1 人間
  • 事務の現場を見てみよう2 道具(システム)
  • 事務の現場を見てみよう3 オフィス
  • 参考になる知識は身近にたくさんある

第2章 事務ミスをなくすために学ぼう

  • 人間を知ろう1 人間の注意力の限界
  • 人間を知ろう2 注意力を妨げるもの
  • 人間を知ろう3 その他の人間の特性
  • 人間を知ろう4 ヒューマンエラーの防止策
  • 「原因は確認モレ」の正体は?
  • 「事務」とは何だろう
  • システムエンジニアの仕事を参考にしよう(業務分析)
  • 工場の仕事を参考にしよう(工程管理)
  • 事務の「三種の神器」1 事務フロー図
  • 事務フロー図の作り方
  • 事務の「三種の神器」2 チェックリスト
  • 事務の「三種の神器」3 期日管理表
  • 一番信頼できる情報を使う
  • モノの流れや管理も重要
  • 失敗情報の活用

第3章 現場で活用してみよう

  • ヒューマンエラー対策1 注意喚起
  • ヒューマンエラー対策2 体で確認
  • ヒューマンエラー対策3 帳票とシステム画面の調和
  • ヒューマンエラー対策4 チェック作業の順番を工夫する
  • 「使えないマニュアル」の怖さ
  • 事務フロー図を活用しよう
  • チェックリストを活用しよう
  • 期日管理表を活用しよう
  • 書類管理は命
  • 良い品質は不良品の撲滅から
  • 工程を分けていつも安全
  • 危険箇所のあぶり出しと対策
  • ライン生産とセル生産
  • 現場運営のツボ1 失敗情報の活用
  • 現場運営のツボ2 人材育成
  • 現場運営のツボ3 やる気の創造
  • 残業削減はミス削減
  • オフィスレイアウトにも工夫が必要
  • 担当表でムラを退治する

第4章 それでもミスが発生したら

  • ミス発生! ここで大切なことは…
  • ミスが発生したときの対応手順
  • 再発防止のポイント1 1件の事故には29件の危険が潜む
  • 再発防止のポイント2 原因はひとつではない
  • 再発防止のポイント3 みんなで前向きに取り組む効果

2012年4月4日