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「医療事故と司法裁判」

弁護士 畔柳達雄 著


 本ネットワークのMedsafe掲示板への投稿や、「日本医師会 医療安全推進者養成講座」の受講者から寄せられるご質問を見ていると、最近は特に、医療に関する法律や判例に関する関心が高い様子が伺われます。
 そこで、今回は弁護士畔柳達雄先生の著書「医療事故と司法裁判」をご紹介します。

 本書には、1995年以降2つの医学雑誌(「耳鼻咽喉科展望」と「クリニック・マガジン」誌)に掲載されたものが収められています。医師に対する医療事故判決の紹介を基本にしています。
 「第3 判例紹介・寸評」では、17の判例それぞれについて事件の概要、争点、裁判所の判断、著者の寸評やコメントなどが載っています。医療事故をめぐる具体的な事実関係に対して、法律家がどのように考えたか、皆様の参考になれば、と思います。



判例タイムス社
2002年12月27日発行
A5判 374頁
価格5,250円(税込)
ISBN4-89186-100-2


CONTENTS

第1 がんをめぐる判決
はじめに
1 診断/2 病名告知/3 治療/4 損害額
 (資料 がんをめぐる判決一覧)

第2 患者の同意(承諾)と医師の説明義務
はじめに
1 同意・承諾について/2 informed consent理論/3 「同意・承諾の前提としての説明義務」判決一覧/4 誰に対して説明し、誰から承諾を得るか/5 同意取得に際して説明すべきことは何か/6 結びに代えて
 (資料 説明義務と同意(承諾)判決一覧)

第3 判例紹介・寸評
はじめに
1 泥酔救急患者と頭蓋内血腫の見落とし/2 フグ中毒患者治療と医師の責任/3 蜂刺し症とアナフィラキシーショックの診断・治療/4 乳がん手術と乳房温存療法/5 いわゆる東海大学積極的安楽死事件/6 いわゆる東海大学積極的安楽死事件/7 ビタミンB1欠乏症とウェルニッケ脳症/8 いわゆる腰椎麻酔ショックと医師の注意義務/9 交通外傷と遅発性十二指腸後腹膜破裂/10 若い女性の大脳皮質下出血と誤診/11 乳児ビタミンK欠乏症とビタミンKの予防的投与/12 脳血管障害改善剤処方と急性肝炎/13 注射によるC型肝炎集団感染/14 エホバの証人東大医科研事件最高裁判決/15 死体解剖保存法による摘出臓器等返還請求事件/16 両手圧挫創患者に対する手指保存治療と感染予防/17 都立広尾病院点滴取り違え事件

 


 尚、2002年10月にこの「ほっと情報・ほっと商品」のコーナーで、畔柳先生の「電子カルテと法律」を掲載しています。興味のある方は、こちらもあわせてご覧下さい。