スペシャリストに聞く:最新記事

2002年の記事一覧

2002年12月18日
第9回:「産婦人科におけるリスクマネジメント」

総合母子保健センター愛育病院院長 中林正雄先生 今回のスペシャリストは総合母子保健センター愛育病院院長の中林正雄先生。日本産婦人科医会医事紛争対策委員会の委員長でもある。産婦人科は他の診療科に比べて医療事故が多いといわれている。また、日本の産科医療は半数以上が中小の産婦人科医療施設で行われている。...

2002年11月19日
第8回:「品質管理の視点で捉えた医療事故の防止」

早稲田大学理工学部経営システム工学科 棟近雅彦教授 今回のスペシャリストは早稲田大学理工学部経営システム工学科の教授である棟近雅彦先生。品質管理の専門家に、「質改善を進めるには」「他分野から学ぶ」「今後の課題」という側面からお話を伺った。 質改善を進めるには 質改善のためのポイント 改善のために重...

2002年10月15日
第7回:「診療所における感染性廃棄物について」 ~在宅医療を行う立場から~

(株)エムイーネット 代表取締役 中村哲生氏 今回のスペシャリストは、平成14年10月現在7つの診療所のアウトソーシング事業を行っている㈱エムイーネットの中村哲生氏。サポートしている各診療所では在宅医療を行っており、在宅医療で発生した廃棄物の処理への問題点について積極的に取り組んでいる。在宅医療を...

2002年9月26日
第6回:「失敗は失敗のもと」

畑村洋太郎先生 医療の世界では日々新しい診断・治療技術や薬などが開発され、めまぐるしく変化している。それだけに「失敗」が起こりやすい環境にあるといえる。今回は「失敗」をテーマに考えてみたい。 そこでスペシャリストとして、「失敗学のすすめ」「失敗を生かす仕事術」など、失敗に関する多くのベストセラーの...

2002年8月16日
第5回:「航空会社におけるCRM訓練」

株式会社日本エアシステム CRM推進グループ 福井邦彦氏 航空業界は危機管理に対する研究が長年にわたって行われており、その内容も進んでいる。最近では航空業界から始まった「CRM」という訓練方法が、医療におけるリスクマネジメントにも取り入れられてきているという。CRM(注)とはCrew Resour...

2002年7月 4日
第4回:「危機管理 実戦論」

株式会社 リスクヘッジ 代表取締役 田中辰巳氏 今回のスペシャリストは、危機管理のコンサルタント会社「リスクヘッジ」の代表取締役田中辰巳さん。危機管理のスペシャリストに、医者や医療機関は何に気がつくべきか、危機管理に強くなる方法、記者会見における注意点について具体的に教えていただきました。 -今、...

2002年6月19日
第3回:「失敗に学び、常なる改善をする」

武蔵野赤十字病院 院長 三宅祥三先生 この4月から武蔵野赤十字病院の院長になられた三宅祥三先生。副院長時代から、医療の安全に対する改善活動を続け、その取組みは他院からも注目されてきました。今回は、「今までの失敗から学んだこと」から「新たな取組み」まで語っていただきました。 -今まで失敗から学んで改...

2002年5月10日
第2回:「医療の中の安全について」

国際基督教大学 教授 村上陽一郎先生 最近立て続けに起こる飛行機事故、海外での事件など、安全について考えさせられるニュースが後を絶ちません。そこで第2回目の「スペシャリストに聞く!」では、本ネットワークの名称にも含まれる「安全」をキーワードに取り上げてみたいと思います。お話を伺ったのは国際基督教大...

2002年4月15日
第1回:「異状死におけるリスクマネジメントについて」

東京大学大学院法医学教室 客員研究員 新島仁先生 異状死については、医師法21条で「医師は、死体または妊娠4月以上の死産児を検案して異状があると認めたときは、24時間以内に所轄警察署に届け出なければならない」と規定され、違反に対し2万円以下の罰金刑の刑事罰を課すと定められ、その届出の性質については...

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