スペシャリストに聞く:最新記事

医療、その他の各分野のスペシャリストにインタビューしました。ヒントは様々な所に落ちているかもしれません。

2009年10月 7日
心を守るモンスターペイシェント対策

診療時間が削がれたり、他の患者に迷惑がかかったり、スタッフの士気が下がり退職につながったりすることさえある。クレーム対応の専門家、株式会社エンゴシステムの援川聡(えんかわ・さとる)氏に対応策を伺った。

2009年7月15日
生殖補助医療の現場における安全管理とは?

香川県立中央病院で昨年、不妊治療を受けていた女性患者に、別の患者のものである可能性のある受精卵が移植され、妊娠判明後に中絶に至るという事故が起こった。この事故の発表後、同院の安全管理体制にはさまざまな問題があったことが明らかになっているが、はたしてこれが特別な事例といえるのだろうか。 日本産科婦人...

2009年2月 4日
院内暴力、セクハラなど ハラスメント防止対策の重要性と看護管理者の役割

数多くの観光客が訪れる瀬戸の港町、広島県尾道市。急性期病院である尾道市立市民病院は、尾道市民15万人の健康を支える地域医療支援病院である。同院では地域連携のしくみを尾道市医師会と共に創立し、市民病院と各種医療、介護施設や在宅チームの連携など意欲的に活動し、実績を積み上げている。退院時や外来でのケア...

2008年6月10日
医療安全とコミュニケーション

医療現場の現状改善の手立てに医師と患者の円滑なコミュニケーションを説く 病と向き合っている患者がどんなことに苦悩しているのか、それに対してどのような解決策があるのか、医学と社会学の連携を推進していく中で、いくつかの論点から様々な意見がなされている。 医療従事者と患者の間では、同じ言葉を用いて...

2008年5月30日
〜重篤副作用疾患別マニュアルの活用を〜

日本皮膚科学会でマニュアル作成委員を務めた飯島正文教授に聞く 厚生労働省は、医薬品の使用により発生する副作用疾患について、平成17年度から、「重篤副作用総合対策事業」に着手している。その中で最初にスタートしたのが、「重篤副作用疾患別マニュアル」(リンク先は医薬品医療機器総合機構)の作成事業であ...

2008年3月31日
〜企業・組織に必要なクライシス・マネジメント〜

「我が社は大丈夫」という思い込みを捨てよ組織内のコンプライアンスの意識・定着は最優先課題 今や企業(官庁・自治体・病院・学校法人などすべての社会的な組織)にとって、危機管理のプログラムの導入はなくてはならないもの。多くの企業不祥事の発覚が相次ぐ中、他人事として「うちに限ってそんなことはない」「なん...

2008年3月25日
インフルエンザの医療安全

ほぼ終息したと見られる今年のインフルエンザ。この冬のインフルエンザは例年とはまったく異なる特徴があった。さらに型の違うインフルエンザがこの先、流行しないとも限らない。今シーズンのインフルエンザや、マスコミをにぎわす新型インフルエンザなど、最近のインフルエンザの医療安全について日本臨床内科医会インフ...

2007年12月 4日
肥満症外来における医療安全

武城英明先生千葉大学医学部附属病院 糖尿病代謝内分泌内科 医師 厚生労働省は、40才〜74才でメタボリックシンドロームが強く疑われる人は全国で約920万人、予備群と考えられる人(内臓脂肪型肥満に加え、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか1つが該当する人)は約980万人、あわせて約1,900万人と...

2007年11月 1日
社会心理学の視点から考える組織としての安全対策

東洋英和女学院大学 人間科学部教授 社会学博士 岡本浩一氏 医療の安全を推進するためには、医療の現場に潜んでいる様々な落とし穴を一人ひとりが理解し、既に行われている安全対策を全員がきちんと実行することが重要とされている。しかし、実際の現場では「わかっていてもできない」「他人のことは注意しない」「注...

2007年11月 1日
空飛ぶトリアージタグによる災害医療の効率化と安全化

傷病者が多数発生する大規模な災害や事故時の救護活動は迅速性が必要だ。あわせて、限られた医療資源を最大限に使うために効率性が求められるが、わが国に関しては、しばしば先進国の専門家から「総じて場当たり的である」と指摘・批判された。1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の後、患者の治療手順に関し...

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