最新動向:最新記事

2008年の記事一覧

2008年12月11日
訴訟を未然に防ぐ死亡時画像病理診断(Ai)の活用について

完璧な治療を施しても人は死に至る。治療に落ち度がなくても死因が不明であることは珍しいことではない。しかし遺族の感情としてはそれでは納得できず、死因が明示されなければ訴訟につながりやすい。死因を客観的に遺族に伝えることができれば、医療訴訟の減少につながるだろう。しかし死因を明らかにする病理解剖は、遺...

2008年11月 7日
海外でも注目の日本発、冠動脈バイパス手術訓練ロボット登場

心臓外科手術の分野では、若手の医師が実際に手術を経験する機会は少ない。手術訓練を重ねて、医師の技術向上を図ることが課題になっている。手術技術を習得する早道は、数多くの手術を経験すること。しかし、訓練の機会は限られており、若手医師は現場で技術を磨きたくても磨けない。 ここに着目した若手工学研究者が、...

2008年10月23日
組織の構造的要因によって起こる事故・不祥事を予防するための「組織の健康診断セルフチェックシステム」

JR福知山線の脱線事故、一連の食品偽装事件、社会保険庁の年金データ消失・改竄事件など、組織が内包している脆弱性が事故や事件に結びついていると思われる不祥事が相次いでいる。医療に関連するそれも多い。相変わらず直接の担当者や直属の管理者、代表者など個人の責任をあげつらうことが多く、その場合、「再発防止...

2008年10月15日
病院設計の医療安全対策

郡明宏氏 病院において、施設設計にさまざまな工夫をすることも医療安全を守るひとつの手段である。病院設計をするにあたり、建築士は何に配慮し、工夫を凝らしているのか。人為的ミスの起こりにくい設計、感染から医療安全を守るための設計とは何か。病院の設計に数多く携わっている鹿島建設株式会社建築設計本部、一級...

2008年10月 7日
新型インフルエンザ対策、日本の現状と課題は何か

世界中が脅威に怯える新型インフルエンザ。パンデミック(感染爆発)に到ると国内で3200万人が感染すると国が想定する日本では、対策はどうなっているのか。2005年にWHOのガイドラインに基づく国の行動計画が策定されて以降、都道府県レベルの行動計画づくりは進んだが、パンデミック対策はできているのだろう...

2008年9月26日
肺がんの正確な治療方針決定に不可欠となりつつある超音波気管支診断法(EBUS-TBNA)

部位別がんの死亡数で男性では1位、女性では3位の肺がん。全体の5年生存率は25~30%と不良であるが、その大きな理由として腫瘍が比較的小さい段階から血管やリンパ管に浸潤し、その流れに乗って転移を起こしやすいことが挙げられている。がんの治療方針を決めるときは、その広がり具合を見定めることが必須である...

2008年7月 1日
高齢患者へ適切な薬剤処方を

国立保健医療科学院部長の今井博久先生が、高齢者における不適切な薬剤処方の基準を一覧表にまとめた。アメリカでは1991年にこの基準の先駆けとなった「ビアーズ基準」を発表している。またヨーロッパでは最近、高齢者における不適切な薬剤処方に関する研究が進んでいる。一方日本では高齢患者に対する薬剤処方の考察...

2008年6月25日
麻酔科医の役割

周術期の事故を減らすためにできること 麻酔は単に痛みや意識を取り除くばかりではなく、手術中の患者の全身管理という重大な責務を担っている。麻酔という行為自体が時として危険を伴うものでもある。東京逓信病院(千代田区・木村哲病院長・514床)麻酔科部長兼手術部長の平石禎子医師に、麻酔による医療事故を含む...

2008年6月17日
神経難病患者に狙い定めた転倒防止対策用DVDを手がける

病気のためだから仕方がないと諦めず、転ばせぬ知恵を 入院患者の転倒事故が後を絶たない。特に、神経難病患者を抱える施設では、院内事故の総数に占める転倒の割合が群を抜く。一つひとつの事故には、固有の原因や理由がある。したがって、その原因に対する対策を講じていれば重大な事態は引き起こされない。しかし、手...

2008年4月18日
東大病院が行う看護師復職支援プログラム

~自信を持って職場復帰するための技術を再教育~ 看護師不足が続く中で、資格を持ちながら看護職に就いていない「潜在看護師」の活用が求められている。しかし高度な医療に対する技術不足などから、なかなか再就業が進まない。東大病院では民間企業と協力し、こうした潜在看護師を対象に再教育をおこなって再び職場へと...

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