最新動向:最新記事

2005年の記事一覧

2005年12月22日
新人看護師のインシデント報告を分析し、研修に反映

新人の仕事にミスはつきもの。そこから重大な事態が発生するのを防ぎ、リスクを感知できる能力の養成につなげていくのは上司や先輩の仕事になるが、めまぐるしい看護部の業務の中で、時宜に適った教育を行うのは正直なかなか難しい。横浜栄共済病院(横浜市栄区、455床)http://www.yokohamasak...

2005年12月 9日
医療版デミング賞「医療の質奨励賞」第1号が決定

文部科学省の外郭団体・財団法人日本科学技術連盟(日科技連)が設立した「医療の質奨励賞」の第1回受賞に、済生会横浜市南部病院(横浜市港南区、500床)が選ばれた。産業界「デミング賞」の病院版奨励賞という位置づけだ。安全な医療提供に向けた組織的な取り組み、また地域医療支援の充実などが高く評価された。 ...

2005年11月28日
CT造影剤副作用への危機認識、分析踏まえて個人差なくす

コンピュータ断層撮影(CT)検査では、造影剤使用に伴う副作用が100人に3人ほど発生する。かゆみなどの軽微な症状がほとんどだが、まれには死亡例も起こりうる。副作用は避けられないが、緊急事態に迅速・的確に対応する体制を作ることは可能だ。石心会狭山病院(埼玉県狭山市、349床)http://www.s...

2005年11月14日
人工呼吸器管理チャート表を医師と看護師で二重チェック

人工呼吸器をめぐる事故が相次いでいる。背景にあるのは、患者数の増大や機器の多様化、そして在宅療養と入院を行ったり来たりする患者の増加による管理の複雑化だ。入院・在宅あわせて常時80台あまりの人工呼吸器を管理する都立神経病院http://tmnh.jp/(東京都府中市、304床)では、院内に「呼吸器...

2005年10月27日
スライドで患者の疑問に即応、インフォームド・コンセントの質高める

患者への十分な説明が医療安全にも資することは論を待たないが、限られた診療時間の中で、患者の理解と納得の得られる説明をどう行うかは医療者が頭を悩ますところだ。虎の門病院(東京都港区、894床)http://www.toranomon.gr.jp/ 乳腺・甲状腺科の鈴木規之医長は、乳がん診療のための説...

2005年10月12日
介護職による医療行為の実態と研修がもたらす効果

ホームヘルパーなど介護職が医療行為を行うのは違法である。だが、介護職の9割が何らかの医療行為を行っており、5人に1人は医療事故の経験があるという。十分な教育を受けないまま、医療行為の怖さを知らずに行っている実態もある。だが、正しい知識を身に付けることで、医療行為に対する認識が変化するという調査結果...

2005年9月29日
医療安全を追求するユビキタス医療情報システム(医療行為の発生時点管理システム)

国立国際医療センター(東京都新宿区、925床)は、2002年からバーコードで患者の取り違えや投薬ミスを防ぐ病院情報システムを導入している。投与直前にオーダーの変更があっても瞬時に反映される、使い勝手の良さが特徴だ。同システムは、医療行為の1つひとつをリアルタイムに記録できる機能も備えており、それら...

2005年9月15日
専任リスクマネジャーの活動の実態と自己評価の必要性

東北ジェネラルリスクマネジャー(GRM)研究会会長の木下美佐子さん。 国立病院機構宮城病院の専任リスクマネジャー(看護師長)でもある。 専任リスクマネジャーが日頃どんな活動をしているのか、その実態を調査した結果が明らかになった。試行錯誤しながら仕事をしている現状が浮き彫りになる一方、医療安全管理活...

2005年8月30日
看護の質を高めて、医療安全につなげる研修の工夫

医療安全の教育を担当する者にとって、職員にいかに研修に参加してもらえるようにするかは課題の1つだ。滋賀医科大学附属病院(滋賀県大津市、608床)では、看護師が自発的に研修に参加したいと思える仕組みを作り、効果を上げているという。その取り組みを取材した。 受講シールの交付 滋賀医科大学附属病院では、...

2005年8月18日
研修医に求められるコミュニケーション力とは?

武蔵野赤十字病院の臨床研修部長の日下隼人さん。 院長補佐、小児科部長も兼務する。 東京SP研究会の活動にも参加している。 医学教育の中で、医師のコミュニケーション力を重視する風潮が高まっている。研修医にとっても、患者といかにコミュニケーションをとるかは大事なテーマだ。武蔵野赤十字病院の臨床研修部長...

2005年7月29日
コツをつかんで、技術力のアップを目指す内視鏡外科手術のトレーニング講習会

講習会を企画した、日本内視鏡外科学会教育委員会委員長の黒川良望さん。 内視鏡外科手術は、患者の体への負担が少ないなどの理由で急速に普及している。だが、開腹手術とは異なる特殊な技術を要求されるため、医師への教育機会の必要性も叫ばれている。そんな中、日本内視鏡外科学会(理事長:北島政樹氏・慶応義塾大学...

2005年7月19日
リスク認知力を高める事例ドリルの活用法

インシデント・アクシデントレポートを医療安全対策に活かすには、インシデントやアクシデントの発生頻度や重大性を考慮しながら改善策を検討しなければならない。だが、重大性の認識が職員によってバラバラだと、レポートから的確な対策を導き出しにくい。東京都立豊島病院(東京都板橋区、360床)は、この重大性の認...

2005年6月30日
リスクマップで分析するインシデントの発生理由

NTT東日本関東病院(東京都品川区、606床)の看護部は、インシデントの発生要因を特定するためのツールの開発に取り組んでいる。リスクが起こった場所に着目し、それを視覚化することによって、インシデントの背景やリスク要因を明らかにしようという試みだ。その取り組みを取材した。 インシデントの発生場所から...

2005年6月14日
ADL評価の共有化でチーム医療を実現

リハビリテーションで自立度向上を図る回復期リハビリテーション病棟(以下、回復期リハ病棟)では、医師や看護師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)などの関係者が患者のADL(日常生活活動)について共通の認識を持って関わることが不可欠になる。江戸川病院(東京都江戸川区、310床)の回復期リハ病棟は、...

2005年5月30日
ロールプレイで振り返るインシデントの原因と対策

インシデントや事故の報告書は、再発防止策を考える重要な材料だ。どうすればそれらを実効性のある対策につなげることが出来るかは課題でもある。東京都立府中病院(東京都府中市、761床)では、ロールプレイの技法を用いて、インシデント事例を事故防止策に活用しているという。看護師のリスク感性を高める取り組みと...

2005年5月13日
医薬品の表示ラベルの実態と取り違え事故防止に向けた方策

医薬品の取り違えによるインシデントや事故が後を絶たない。昭和大学病院薬剤部長の村山純一郎さんらは、注射薬アンプル剤(以下、「アンプル剤」)の表示やデザインについて調査し、医薬品の外観と事故発生の因果関係を突き止めようとしている。製造業者間で異なる表示内容を統一すれば、医薬品の取り違えによる事故を減...

2005年4月28日
転倒・転落を防ぐために必要な用具と環境整備

医療施設に入院している患者の療養環境について研究している「療養環境研究会」(代表:三宅祥三さん・武蔵野赤十字病院院長)は、2005年4月23日に第2回目の会合を開き、患者の転倒・転落を防止するために必要な物的対策を導き出すためのチェックシートと対策表を発表した。インシデントや事故を防ぐ方策として、...

2005年3月15日
患者による薬剤のチェックで、取り違えミスを防ぐ

患者の取り違え事故を防ぐ方法として、リストバンドやバーコードで認証する取り組みをこれまでいくつか紹介してきた。今回紹介する三井記念病院(東京都千代田区、482床)の取り組みも、バーコードでチェックするという点は同じ。だが、それを行うのは医療従事者ではなく、患者だという。事故防止に患者が主体的に関わ...

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