最新動向:最新記事

医療安全に対する方法論は日進月歩、観点は十人十色です。ここでは医療現場の最新の動向を紹介します。

2014年1月20日
院内チームによる患者への栄養サポートで合併症発生率を低減 ~副次的に医療費削減効果も

入院時に栄養不良になっている患者、あるいは手術などの治療後に栄養不良になる患者は少なくない。栄養不良に陥っている患者は感染や褥瘡(床ずれ)など、さまざまな合併症の発生率が高くなり、生命予後も悪いことがわかってきた。本来なら栄養補給を行うべき患者の抽出も十分に行われていないとの指摘もある。これらの課...

2013年11月12日
スマホをfull活用して100名以上の患者を"24時間365日間"支えていく在宅医療を構築 ~モバイル機器による医療の効率化を成功させるヒント~

加速する高齢化社会に伴い、在宅医療のニーズは拡大する一方だ。参入を考えている医師・医院も多い。だが 1.利用者からの連絡に対し、「24時間365日の対応」が求められ、2.介護職をはじめとする「多職種との緊密な連携」も必須で、一人の医師が診療体制を築こうとすると肉体的にも精神的にも大きな負担を強いら...

2013年10月31日
技術者に基礎から臨床までの医学を教育 実践的な医工連携を担う人材養成に一石

○○式鉗子、××型吸引管など、考案した医師の名前を冠した手術器具は多い。医療現場で使われる器材に考案者の名前が付けられるのは、既製品では飽き足らない医師が使い勝手や機能の向上を求めてメーカーに製品化を委ねることが多いからだ。開発過程では医師が自分の思いを伝え、技術者がその意を汲んで形にする。医学と...

2013年9月11日
スマホやタブレット端末を利用して安価で効率のよい職員教育を実践 ~原動力は新人たちが作る自作のeラーニング教材~

医療現場でのIT活用が広まっているなか、北九州の小倉第一病院は2004年より職員教育にeラーニングを導入。わずか2年後の2006年には経産省などが後援する第2回日本e-Learning大賞審査委員特別賞を受賞した。同病院は糖尿病・透析の専門病院。現在開講しているeラーニング講座は67コースで、医療...

2013年6月11日
がんのリンパ節への転移を予測し縮小手術へ繋げるセンチネルリンパ節生検の最新動向〜胃がんへの応用では見張り役のリンパ節検出を一目瞭然にする新手法が登場〜

がんが周囲のリンパ節に転移する場合、リンパ液の流れに乗って真っ先に生着し転移するリンパ節がある。これをセンチネルリンパ節(SN)という。見張り役の意だ。このリンパ節を色素とRI(ラジオアイソトープ)を注入して見つけ、採取して生検を行い、がん細胞がなければその先の下流のリンパ節にも転移はないものとし...

2012年10月24日
専門職が業務に集中できる環境に一役 独自のスペシャル医療クラーク制度

「医師」と「意志」、「正常」と「性状」。どれも正しい言葉なのに、適切に使わないと意味が通らなくなる。書類によっては医療安全に関わる重大な事態を招きかねない、このような誤りを減らすにはどうすればよいのか。独立行政法人国立病院機構京都医療センターの北岡有喜医療情報部長の導いた解決策は、医療文書作成に関わる独自の「スペシャル医療クラーク」(SMC)制度を取り入れ、医師や看護師が本来の業務に集中できる環境を整えることであった。

2012年7月10日
医療安全のカギ握る医師の報告行動 名大医学部が国立系で初の専任教授

名大病院は昨年(2011年)4月、同部に正規の専従教授と専従医師を配置した。国立大学医学部では初となるこの人事は、医療安全に対する名大病院の強い思いを改めて内外に示した。京都大学医学部附属病院医療安全管理室長から転じた長尾能雅教授に就任前後の状況や手ごたえなどを聞いた。

2012年6月29日
分子標的薬治療に高率で随伴する皮膚障害〜安易な休薬は禁物、対策に不可欠な連携の築き方とは〜

分子標的薬の使用に伴う皮膚障害の診療やケアに慣れていない医師、医療スタッフも多い。そこで、その症状の特徴と見分け方、皮膚症状を悪化させない最新の治療法、患者を継続的にサポートしていく連携の築き方、それぞれのポイントについて取材した。

2012年5月17日
医療にコーチング導入のトレンドの兆し 〜コーチングは医療安全にどう結びつくか〜

スポーツ界・ビジネス界などで多く採用されてきた"コーチング"。コーチングを医療にどう役立てるか、組織を超えて事例を報告しあいながら考察していこうというメディカルコーチング研究会も2011年4月に発足。医師や看護師、薬剤師、栄養士などの医療従事者が会員となり、現在は200名ほどの規模になっている。医療現場においてコーチングはどのように医療安全に結びつくのか取材した。

2012年4月 6日
人間の認知行動特性から医療過誤と医薬品包装デザインを考える

平成24年3月16日に行われた「平成23年度医薬品包装セミナー —医薬品の適正な情報伝達とユーザビリティの向上—」において「人間の認知行動特性から医療過誤と医薬品包装デザインを考える」を産業技術総合研究所 ヒューマンライフテクノロジー研究部門 主任研究員(現在は中京大学心理学部教授) 河原純一郎氏が発表した。

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