最新動向:最新記事

医療安全に対する方法論は日進月歩、観点は十人十色です。ここでは医療現場の最新の動向を紹介します。

2003年7月30日
患者と医師の相互理解を深める患者塾

患者と医師が互いにホンネで近づき合い、一緒に病気に立ち向かえないか。そう考えた「おのむら医院」(福岡県遠賀郡芦屋町)の小野村健太郎医師は、5年前から患者塾を主宰している。一般市民や患者からの病気に関する質問に、福岡県内の開業医らがわかりやすく説明するこの塾の取り組みは、患者だけでなく、医師にも好評...

2003年7月15日
マニュアルの実行性を高める医療安全パトロールの取り組み

医療事故を防止するために業務マニュアルを作成しても、それが実行されなければ意味がない。関西労災病院(兵庫県尼崎市、670床)は「医療安全パトロール」という方法を通じて、マニュアルの内容を職員1人ひとりに浸透させ、中身のレベルアップも図っているという。その取り組みを取材した。 午後1時30分。循環器...

2003年6月30日
病院コンシェルジュで患者から選ばれる医療機関を目指す

ホテルで客のあらゆる相談に応じる、コンシェルジュ。それを病院に導入し、患者サービスの向上に成果を上げている病院がある。前回紹介した、都立豊島病院(東京都豊島区、360床)だ。その取り組みは、安全管理にも一役買いそうだ。 「初めてなんですけど、どうしたらいいですか」 都立豊島病院を訪れた初老の男性が...

2003年6月17日
見過ごせない患者からの暴力と、その対応策

6月初旬、東京都内のクリニックで、看護師が患者に包丁で切りつけられるという事件が起こった。同じような事件は5月下旬にも大阪市内の病院で起こっており、病院関係者に衝撃を与えている。病院は、患者からの危害や暴力にどのように対応すれば良いのか。今回は都立豊島病院における患者による暴力への対応方法について...

2003年6月 2日
ネットワークを活かした県立病院の事故防止の取り組み

前回紹介した東金病院の医療事故をきっかけに、千葉県は県立病院における医療事故対策を積極的に推進してきた。その内容には、県立病院ならではの特徴を生かしたものがあるようだ。 事故報告システムの統一化 千葉県には7カ所の県立病院(県リハビリセンターを含めると8カ所)がある。それら各病院で起こったインシデ...

2003年5月19日
事故発生から3年後に病院はどのように変わったのか

千葉県立東金病院(千葉県東金市、216床)において、人工透析患者が医療事故によって死亡してから間もなく3年になる。この事故によって病院はどのように変わったのか。平井愛山院長に当時を振り返ってもらいながら、これまでに同院が行ってきた医療事故対策と今後の課題について話しを聞いた。 事故の情報開示のあり...

2003年4月30日
手作りのプロモーションビデオで医療事故を防止

自治医科大学附属大宮医療センター(埼玉県さいたま市、408床)では、職員の安全に対する意識を高めてもらおうと、プロモーションビデオを製作中だ。完成は5月末を予定している。今回は、撮影現場に同行させてもらい、その状況について報告する。 役者も撮影も全て職員が行うビデオ撮影現場 3月末。同センターのナ...

2003年4月16日
自分で考え、行動する活動が医療の安全を確保する

医療事故を防止するには、個々の職員の努力だけでは限界がある。組織的な取り組みが不可欠なのは言うまでもない。そこで今回は、組織を挙げて医療の質向上活動(Medical Quality Improvement、MQI活動)に取り組みながら、医療の安全確保を図ろうとしている練馬総合病院(東京都練馬区、2...

2003年4月 1日
ベッド等に関する事故の実態と課題

療養に用いられる用具は『諸物品』として取り扱われており、薬事法の『医療用具』には該当しない。そのため、これまでインシデントや事故が表面化する事がなかった。また、メーカー1社の市場占有率が高いために競争が起こりにくく、安全性による差別化が十分になされてこなかった。また、療養環境において製品が利用され...

2003年3月11日
事故を防止するためのベッドの活用方法

以前このコーナーで「高齢者の転倒防止策」を取り上げた。その記事の中で、「1998年から2000年にかけて、全国社会福祉協議会が特別養護老人ホームに対して行った調査によると、事故やヒヤリ・ハット体験の中で転倒が最も多い」ことが報告されている。 その転倒が起こる背景の一つとしてベッドの不備があり、転倒...

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