最新動向:最新記事

医療安全に対する方法論は日進月歩、観点は十人十色です。ここでは医療現場の最新の動向を紹介します。

2011年10月 7日
第29回日本受精着床学会総会・学術講演会

東日本大震災後、日本中の医療施設は地震時のリスクマネジメントを見直す必要がでてきました。地震対策を日頃から行っていても、実際にその対策は機能するのでしょうか。 先の震災で被災した体外受精や顕微授精に特化したクリニックではどのように対応したのでしょうか。μ㎜単位のヒトの胚を扱う※ARTの現場で混乱はなかったか、2011年9月9日(金)、標記学会総会・学術講演会において行われたワークショップ「ARTを取り巻くリスクマネジメント」座長:田中 温氏(セントマザー産婦人科医院)、峯岸 敬氏(群馬大学大学院医学系研究科産科婦人科学)でその報告がありました。

2011年10月 6日
身体とこころの健康を学びあう「まち塾」

患者、健康に関心のある人、医療関係者が平場で学びあう「身体とこころの健康を学びあうまち塾」がこの10月からスタートした。毎回医療の現場からプレゼンターを向かえ、参加者一同で議論し、お互いの疑問や知見を学びあうというものである。第1回の話題提供者は昭和大学病院胸部心臓血管外科の手取屋岳夫教授。毎日、心臓手術をする立場から健康に生きるための学びあいを提唱するという。早速事務局が参加してみた。

2011年7月22日
患者にしか語れない言葉がある 健康と病いの語りデータベース DIPEx‐Japan

医師と患者とのコミュニケーションを保つうえで基本的で重要なことは対話である。しかし、患者と向き合ってじっくり話を聞いている医師はどれくらいいるのだろうか。また、実際に医師に目の前でその本音を伝えることができる患者はどれくらいいるだろうか。 そこで、今回は「健康と病いの語りデータベース」をご紹介する。

2011年7月14日
「当たり前のことを当たり前に」ギネス登録医師の医療安全対策

脳動脈瘤の主な治療には、瘤の根元にクリップを挟むクリッピング手術と、カテーテルで瘤中にコイル状のワイヤを詰めるコイル塞栓術とがある。どちらも、瘤を破れにくくし、出血を防ぐための手立てだ。このうち、クリッピング手術のキーデバイスであるクリップを自ら考案、実用化し、数多くの救命に役立てているのが、総合新川橋病院(神奈川県川崎市)副院長の佐野公俊医師だ。一両年中に3回目の登録を予定している佐野医師に、手術を安全に行うための要点や、前人未到の手術数を支えたクリップの特徴などを聞いた。

2011年3月31日
救急患者の「たらい回し」解消に期待 岐阜大学などが構築した「GEMITS」

IT(情報技術)を活用し、現場の救急車と医療施設とを結んで、患者を迅速に搬送、処置できるようにした「救急医療支援情報流通システム(GEMITS:Global Emergency Medical support Intelligence Transport System)」の実用化に向けた取り組みが進んでいる。

2010年4月 9日
病院運営における「常識化」を目指すQMS-H研究会が平成21年度の成果を報告

日常業務に「品質」重視の考え方を取り入れることで、医療全体の質の向上を目指す「QMS-H研究会」(代表=飯塚悦功東京大学工学系研究科特任教授)の平成21年度成果報告シンポジウムが3月14日、東京大学本郷キャンパスで開かれた。同シンポジウムは「医療QMSモデル—進展する組織的改善」をテーマに(1)研...

2009年9月 4日
「腹腔鏡手術で脚光浴びるロボット」 実績重ね、適応領域拡大へ

手術現場で医療支援ロボットを活用するケースが増えている。代表格は米国インテューティブ・サージカル(IS)社の「ダヴィンチ」だ。腹腔鏡手術を数多く手がけた医師などから高く評価されているものの、1システム約3億円と高額なうえ、薬事法上、医療器具として承認されていないため、導入している施設は少ない。こう...

2009年7月 9日
個人の医療情報により急患を救うワールドメディカルカード

急患が来たとき、救急隊、医師や看護師は患者の情報を得るためには、まずバイタル(脈拍・呼吸・血圧・ 体温)のチェック後、患者の持ち物、免許証などを探すことになる。臓器提供意思表示カードが出てくるかもしれない。しかし医療に最も必要な情報は、名前や連絡先の判明に加えて、患者本人の医療情報であろう。既往歴...

2009年5月 8日
TeamSTEPPS チームのパフォーマンスを高めるコミュニケーションの向上

近年アメリカで注目をされはじめた医療安全を推進するためのフレームワーク(枠組み)がある。国防省がAHRQ(Agency for Healthcare Research and Quality;医療品質研究調査機構)と協力して、医療におけるチームパフォーマンスを向上するために、エビデンスに基づいて開...

2009年4月 7日
肺がんCT検診を安全かつ効果的に行うためのトライアル「千葉肺癌検診システム」

藤澤武彦氏 年間6万5000人強が死亡する肺がん。現在、肺がんを見つけるための対策型検診(=集団検診 用語解説)は、胸部エックス線検査と喀痰検査とを組み合わせて行うのが主流だ。胸部エックス線検査は末梢(肺野部)の、喀痰検査は中枢(肺門部)のがんの発見に有効とされており、前者では死亡率減少効果も確認...

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